冬の爪ケアの基本 〜甘皮を守って美しい爪を育てる〜

近鉄奈良駅から徒歩5分
奈良県奈良市
ネイルケア・爪のお悩み・自爪育成専門店 Kai Laniです。

冬になると、指先が乾燥してきたせいか、ささくれができやすくなっていませんか?
つい気になって引っ張ってしまったり、むしってしまったり…という方も多いのではないでしょうか。

でも、甘皮や爪の根元の皮膚(後爪郭〈こうそうかく〉)のあたりは、爪を守る大切な部分。
ここを必要以上に触ったり、乾燥させてしまうと、爪の生え方にも影響が出ることがあります。

今回は、冬にこそ気をつけたい甘皮や爪の根元のケアと、
“取りすぎ・触りすぎ”がなぜよくないのかを、簡単にお話しします。

甘皮って何?どうして大事?

甘皮は、爪の根元にある皮膚の一部で、爪が生えてくる場所を保護しています。
この部分は、爪を健康に伸ばすための「ふた」のような役割をしており、
細菌や汚れの侵入を防いでくれます。

つまり、甘皮は爪の健康を守るために欠かせない存在なのです。

爪は「上に伸びる」けど、甘皮に押さえられて「前に伸びる」

爪は皮膚の一部なので、本来は「上に向かって」伸びる=成長ようとします。

しかし、指先の甘皮や周りの皮膚が爪を軽く押さえることで、
爪は自然と「前に向かって」伸びるようになります。

甘皮は、爪がまっすぐ正しい方向に成長するためのサポート役でもあるのです。

甘皮を“取りすぎ・触りすぎ”るとどうなるの?

甘皮を過剰に取ったり、頻繁に触ってしまうと、
爪を守る部分が弱くなったり、無くなったりしてしまいます。

その結果、爪の根元が傷つき、爪が波打ったように生えたり、割れやすくなることも。
無理に押し上げたり削ったりすることで、逆に乾燥させたり爪周りを炎症を引き起こすこともあります。
炎症を起こしてしまうと、爪どころではなく医療機関での適切な治療を受けなければなりません。

冬は特に乾燥しやすく、甘皮まわりのトラブルが起きやすい季節。
だからこそ、過剰に触ったり、取ったりせず、保湿ケアを意識することが大切です。

冬は、保湿ケアが健康な爪を育てるカギ

甘皮を守るうえで大切なのが「保湿」です。
乾燥すると甘皮が硬くなり、ささくれができたりすることで、
つい触りたくなってしまったりします。

日常的にネイルオイルやハンドクリームで潤いを与えることで、
柔らかく健康な状態を保つことができます。

まとめ

甘皮や甘皮まわりの皮膚は、爪を守り、正しい方向へ導く大切な部分。

特に乾燥しやすい冬は、取りすぎや触りすぎたりせずに、
やさしく保湿してあげることが大切です。

指先をしっとり整えることで、爪も自然と美しく健やかに育っていきます。

「なんとなく触ってしまう」「乾燥しやすい」と感じる方は、
まず保湿から見直してみてくださいね。

  • URLをコピーしました!
Contents