去年のもの、まだ使っていませんか?見直してみようネイルオイル

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奈良県奈良市
ネイルケア・爪のお悩み・自爪育成専門店 Kai Laniです。

12月に入り、冬シーズンの到来。
そこに気になってくるのが、乾燥です。
水分は乾燥したほうへもっていかれるため、手肌だけでなく
だんだんと爪まわりの乾燥も気になってくるところです。

先月の記事では、ハンドクリームなど保湿アイテムの基本ルールをお伝えしましたが、
今回はその中でもこの時期、特に大切な「ネイルオイル」についてのお話です。

ネイルオイルの役割

ネイルオイルは、爪や爪まわりの乾燥を防ぎ、指先を健康的に保つためのアイテムです。
皮膚や爪の表面は油分が少なくなると、水分が逃げやすくなります。
オイルでしっかり油分を補うことで、水分の蒸発を防ぎ、
二枚爪やささくれ、乾燥による爪の割れを予防することができます。

「なんとなくベタつくから…」と避ける方もいますが、
保湿力の高いオイルは、育成に欠かせないケアのひとつです。
自分の好みの質感を選べば、そこまで気になることは少ないと思います。

古いオイルは使わないで

「去年買ったオイルがまだ残っているから、それを使います」
このお話、実はとても多いんです。

どんなに良いオイルでも、開封から時間が経つと酸化が進みます。
酸化したオイルは「過酸化脂質」と呼ばれる刺激物質に変わり、
肌や爪にとって逆効果になります。

また、ロールオンタイプやハケタイプのように直接肌に触れる容器では、
雑菌が混ざっている可能性もあります。
見た目や香りに変化がなくても、成分はすでに劣化していることもあるので新しいものを買うほうが良いです。

使用期限と見極めの目安

化粧品には、医薬品医療機器等法という法律で定められたルールがあります。
未開封であればおおよそ3年以内、開封後は1年以内が目安とされています。(特にオイルの場合、製品によってはもっと短い期間での使用推奨もあり)

ただし、これはあくまで適切な環境で保管されていた場合の目安。

次のような変化があれば、たとえ期限内でも使うのをやめましょう。

  • においがツンとする、今までと香りがちょっと違う
  • 古い油のにおい、油っぽくなった
  • 色が濃くなった、にごりがある
  • ベタつきが強くなった、伸びが悪い など

正しい保管と使い方

オイルは光や熱、湿気に弱い性質があります。
直射日光の当たる場所や洗面所などの湿度が高い場所での保管は避け、
できれば冷暗所やポーチの中など、温度変化の少ない場所で保管するのがおすすめです。

購入するときは、できるだけ早く使い切れる(遅くとも開封後半年以内に使い切れる)量・サイズを選ぶことも大切。酸化や劣化のリスクを減らしつつ、毎日のケアを無理なく続けられます。

使うときは、キャップをしっかり閉めること、持ち運びするときは外箱に入れるなど、
衛生的に保てるよう心がけましょう。

まとめ

ネイルオイルは、自爪育成や美しい指先づくりに欠かせないアイテム。
けれど、古くなったオイルを使い続けると、せっかくのケアが逆効果になることもあります。

良い状態のオイルを使うことが、健やかな爪を育てる第一歩。
また、開封後に使い切れる適切な量やサイズを選ぶことも、オイルの効果を最大限に活かすポイントです。

季節の変わり目こそ、一度オイルの見直しをしてみてくださいね。

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