ジェルネイルについて

近鉄奈良駅から徒歩5分
奈良県奈良市の
ネイルケア・爪のお悩み・自爪育成専門店 
Kai Lani(カイラニ)の中村です。

昨今、ネイルといえば「ジェルネイル」と思われるくらい、
だいたいのネイルサロンのメニュー表でよく見かけますよね。

当サロンでも自爪育成のためのジェルネイルのメニューがあります。

今では、ほとんどのネイルサロンのメニューにあるジェルネイルですが、
よく聞いたり、ネットで見るので知っていたけれども一つ一つ聞いてみると、
実際はよくわかっていなかったということをお伺いしました。

今回、ジェルネイルをよく知っている人はもちろん
初めてネイルサロンに行こうと思っていらっしゃる人に
できるだけわかりやすく、そして簡単にお伝えしたいと思います。

ジェルネイルとは?

ジェルネイルとは、合成樹脂でできた流動性のあるゲル状の液体を素爪(地爪)の上に塗布し、
専用のライトの中に手を入れ、照射して固めるネイルのことです。

「ジェルを固める、または硬化する」といいますが
それは、ジェルネイル専用のライトの光に当たることで、硬いもの=固体となる状態です。

ジェルネイルの魅力は、なんといっても仕上がった後が、ちょっとぷくっとして、表面はツルツル。
光沢があり、その光沢が持続し、艶やかでキレイです。(※わざと光沢を出さないこともあります。)

また丈夫であり、つけ心地に圧迫感が少なく、臭いもほとんどありません。

ジェルネイルの種類

ジェルネイルには、内容の成分の違いによって
ハードジェルと、ソフトジェル(ソークオフジェル)の2種類に分けられます。

ハードジェルとソフトジェル(ソークオフジェル)の違いは細かくありますが、
簡単でわかりすいのは、ジェルネイルを除去する時に、専用の溶剤でふやけるかふやけないかです。

<ハードジェルの特徴>

美しい光沢が持続します。
またジェルを固めたあと、強くて固いですが
つけ心地に圧迫感が少ないです。

ただ、ジェルネイルを除去する時は
溶剤でジェルをふやかして除去できないために
ネイルマシンやファイルで削り落とす必要があります。

<ソフトジェル(ソークオフジェル)の特徴>

素爪(自爪)にフィットするので、弾力性があり
補強することができます。
カラージェルは長持ちし、耐性にも優れています。

ジェルを除去する時は、溶剤でジェルをふやかして除去することができます。

現在もジェルネイルはどんどん進化して、
他には、ハードジェルとソフトジェルの間のちょうどいいところどりのセミハードジェルや、
ペリッと剥がして除去ができるピールオフジェルがあります。

ジェルネイルにはそれぞれの役割がある

ジェルネイルと一口にいっても、それぞれ役割があります。

用途別といった方がわかりやすいかもしれません。

基本的には下記の通りです。

・ベースジェル
・カラージェル
・トップジェル

ベースジェル → カラージェル → トップジェルの順番で塗っていきます。

<ベースジェルとは>

ベースジェルは、無色透明です。
原材料によっては多少色がついているものもありますが、クリアです。

爪の上に必ず1番最初に塗るもので、土台の役目です。
カラージェルを塗る前に塗ることで、
カラージェルによる色素沈着を防ぐ役割があります。

<カラージェル>

顔料とよばれる色素を加えて、着色されたジェルがカラージェルです。
ワンカラーからアートデザインまで幅広く楽しめます。

<トップジェル>

トップジェルは無色透明のジェルです。
ジェルネイルの仕上げに使用します。
カラージェルの色調がキレイに保てるように
妨げない程度に着色されている場合もありますが
基本はクリアジェルです。

光沢とツヤ、日常生活におけるキズから守ったり
ジェルの強度を高める役割があります。

ジェルネイルは、専用ライトで固めた後
必ずベタベタします。これはジェル特有のものです。
トップジェルの場合は
ベタベタを拭き取る必要がある場合のものと、
ベタベタがなく拭き取りが不要な場合のものがあります。

番外<マットトップジェル>

トップジェルは基本ツヤや光沢感を出すのですが
マットトップジェルは、逆にツヤを消します。

色はついていなく、基本無色透明ですが
クリア〜少し白濁したものまであります。
マットな質感で、すりガラスのような手触りが特徴です。

その特徴を活かして、デザインアートを楽しんだり、
自爪風に見えるようにするために、わざとツヤを消す時にも使います。

ジェルネイルが好まれる理由とその魅力

今は、ジェルネイルが当たり前のように、
ネイルサロンでの基本的なメニューですが、
私がネイルサロンに通いだした頃は、
マニキュア(ポリッシュ)がネイルサロンの基本的なメニューでした。
今はマニキュア(ポリッシュ)のメニューを取り扱っていない、
ジェルネイル専門店もあるくらいです。
突然、彗星のごとくジェルネイルが出現し、爆速的に広がったイメージです。

なぜ、このジェルネイルが爆速的に広まり好まれるのか、その魅力をみていきたいと思います。

①乾かす時間と手間

専用ライトでジェルを固める(硬化させる)ので、乾かす手間がありません。
そのため施術が終わったあと、
すぐに手を使うことができたり、靴を履いてもよれたりしません。

②持続期間

マニキュア(ポリッシュ)と違って
ハンドネイル場合、一般的に2〜4週間程度
フットネイルの場合、4週間程度
キレイな状態が持続するので、長く楽しんでいただけます。
また頻繁に塗りなおす必要はありません。

③バリエーション豊富にネイルアートが楽しめる

専用ライトで固めるまではイラストを描いたり、ストーンをつけたり、異素材を埋め込んだり、
ジェルネイルの素材の特徴などでも色々幅広く
自由にアートデザインを楽しめるのも魅力一つです。

④厚みがある

爪が薄い人だったり、すぐ素爪(自爪)が欠けてしまう人には
少しプクッとした厚みがでるジェルネイルで強度と厚みを持たせることで
爪の保護や補強をすることもできます。

自爪育成は、まさにこの厚みや強度を利用して
爪を保護しつつ爪を伸ばしていくことができます。
透明のクリアジェルを使用すれば、ほとんど目立ちにくいです。

ジェルネイルをしたら守ってもらいたいこと

よく聞くジェルネイルが好まれる理由とその魅力について書きましたが、
その反面、守っていただかないと
長くジェルネイルを楽しむことができなくなる場合があります。

守っていただきたいことはたくさんありますが
その中でも重要なこと3つをお伝えします。

①除去したい時は慎重に手順を守る

最初に記載しましたが、ジェルネイルには
ハードジェルとソフトジェルがあり、
それぞれ除去するには、それぞれの方法があります。

ハードジェルの場合は、専用の溶剤でふやかすことができないので
ネイルマシンやファイルを使って削り落としていきます。
ソフトジェルの場合は、専用の溶剤を使い、ふやかして除去します。

このやり方を間違えたり、時間がないからなどで、もうめくっちゃえばいいよねと思って
無理に剥がすと爪は傷み、せっかくのジェルネイルを続けることができなくなります。

できるだけ、ジェルネイルをつけてもらった
ネイルサロンでの除去をおすすめします。

②メンテナンス時期を守ること

ジェルネイルを楽しむためには
メンテナンスが必要で、その時期や時期を守ることが大切です。

ハンドジェルネイルは2〜4週間ほど、
フットジェルネイルは4週間ほど
楽しんでいただけますと記載しましたが、

ネイルサロンでジェルネイルを施術された時
「次回はこのあたりが次回ご来店のおすすめ時期です」とか
次回のメンテナンスや付け替え時期について説明があると思います。

これは、施術した日から次回のご来店時期まで
お客様の生活スタイルにあわせて、
安全にジェルネイルを楽しんでいただけるように
施術をしています。

じゃ、ずっとジェルネイルが取れずに
楽しめるようにしてくれたらいいじゃない?と
思うかもしれません。

ですが、手の爪で、1ヶ月で平均して約3mm程度伸びます。
伸びてきた根元部分にはジェルネイルがなく、先端にジェルネイルがある状態なので
そのまま放置していると、先端に気づきにくい重みが加わることで重心が変わり
折れやすくなったりします。
中にはジェルネイルには割れがないのに、爪だけ折れていることがあります。

そして、もちろんジェルネイルは
つけたその瞬間が1番キレイで、月日が経つにつれ
必ず劣化するので、そのまま放置しておくと、汚くなってしまいます。

③爪や手の使い方に気をつける

ジェルネイルが爪の上にあることで、厚みがあり強度もあることで、手が使いやすくなるのですが、
その状態に慣れてくると、手の使い方が逆に雑になってしまうことが多々あります。

ここで機会があればご自身の爪の状態がどのようになるのか見ていただきたいのですが、
例えばシールを爪で剥がしている時、
爪はどんな状態になっていますか?
爪の根元が白くなっていませんか?
爪が上に向きそうとか感じたりしませんか?
結構爪先に力が入っているなと感じませんか?

本来は、爪の上には何もありません。
爪の上にジェルネイルを載せることによって
爪が丈夫になった感覚になるだけです。

今だけちょっとこのシールを外すだけだから爪で剥がしちゃおうという、
このちょっとだけを繰り返していくと、
一見キレイにジェルネイルが爪の上にくっついているように見えていても
肉眼では見えない程度に爪とジェルネイルが剥がれています。

この時に爪に負荷がかかり、せっかくくっついている爪とジェルが剥がれることで、
爪が傷みます。
そして、知らずのうちに爪とジェルの間に目に見えないすき間ができてしまい、
水分が入り込んでしまって蒸発や乾燥できずにいると、
ジェルネイルを付け替えたり、除去した時に初めて
グリーンネイルになっていたと気づくことになることもあります。

自爪育成では爪を伸ばしやすくするための手段で、
爪を少し固定することで手を使いやすくするためにジェルネイルを利用しますが、
特に、最終的に素爪(自爪)にしたいかもと考えている人は、
ジェルネイルをしている期間に、
爪に負担のかけすぎない手の使い方を癖つけるようにしてみてください。

丈夫そうにみえても、ジェルネイルは意外と繊細で、万能でも完璧でもありません。
自爪育成のためのジェルネイルでも
おしゃれに楽しむためのジェルネイルであっても
ジェルネイルをつけた爪や手の使い方には気を付ける必要があります。

しかしジェルネイルは、守るべきことを守る、気を付ける点に気を付けることをしていただくだけで
とても利点をうまく活用しつつ、魅力的で
安全に楽しんでいただける便利なアイテムです。

爪のお悩みお任せください

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Kai Lani(カイラニ) 

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定休日:水・日曜日
住所:奈良市上三条町12-13

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